道に迷った日は…

今日の静岡市、一段と冷え込みました。

以前blogにも少し書きましたが、私にもトリマーを辞めようかと悩んだ時期がありました。

・アルバイト時代、犬に大怪我をさせてしまい飼い主さんから退職を迫  られたとき
・どれだけ頑張っても上達感が得られないと感じたとき
・過去の経験と反応が重荷となり、自由に未来を描けなくなったとき

さらに独立してからは、スモールビジネスの限界に何度もぶつかり、閉店を真剣に考えたことさえあります。

でも辞めたくなるのは自然なこと。普通。

おかしいことではありません(私なんて数えきれないほどありますからね)。

苦しくなるのは、自分の気持ちを否定してしまうから。一度その感情を受け入れてあげれば「自分」という自分がちょっと楽になりますよ。

逆境の中でも「いまの自分の精一杯」でやっていくから物事は静かに続いてくものですし、その見えないところを見てくれている人も必ずいます。そうした巡りが重なるなかで、順境は自然と生まれてくることを、私は経験から強く実感しています。

仮に辞めたとしても、あなたの手に宿っている技術は一生もの。再びトリマーの道に戻りたくなったときのために道具はいつでも触れるように手元に置いておくといいかなって思います。

もう一度書きますが、辞めたくなるのは自然なこと。おかしいのは、自分の気持ちとやってきたことを否定することです。


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